万燈は、竹を凧糸で縛り組み立てて和紙を貼り、図柄に蠟(ロウ)を引いた上に食紅で彩色して作ります。

蠟は色が滲み混ざり合うことを防ぐ役割を担っていますが、中に灯りを入れると蠟の部分が透けて、光って見えるのが万燈の美しさの理由のひとつです。