万燈祭の由来

 万燈祭は、刈谷市銀座にある秋葉社の祭礼で、江戸時代中期から二百有余年続く、火難防除と町内安全を祈願するお祭りです。平成12年には、愛知県の無形民俗文化財に指定されています。

 宝暦6年(1756年)に火伏せの神を祀る秋葉堂(現:秋葉社)が建立され、その翌年から祭礼がおこなわれました。安永7年(1788年)には笛や太鼓に合わせて「万燈」が登場し、昭和の初期頃からは「万燈祭」と称され現在まで引き継がれています。